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~美しい人は何故美しいのか?~
この単純で難解な疑問に、頭を悩ましている方も少なくないと思います。
世間一般から「美しい」と呼ばれている人の多くは、特殊な才を持ち、生まれながらにして、「選ばれた人」なのでしょうか?
決して、そんな事はありません。
今このコラムを読んでいる、あなたもきっと、
周りの人達から、
「お美しいですね」
「実年齢よりもずっと若く見えますね」
きっとそう言われてませんか?
「そんな事はないです...」
「自分よりもキレイな人は沢山いるし....」
とご謙遜はなさらないで下さい。
わたくしは、なにも「まるで女優さんのように美しい」とは決して申してはおりませんので。
美意識を持ち、常に周りからの視線を感じている方は、お顔の表情からして既に美しいのです。
仕事場、ご近所付き合い、お買い物、習い事....etc
シチュエーションは違っても、人と接する機会は現代の社会では頻繁に訪れます。
あなたは、そんな時どんな思いを抱きながら接していますか?
たまたまご一緒になられた方の事が、ほんの少し気になったりはしませんか?
「この人は実年齢よりも5歳は上に見られるだろうなぁ」
「ひょっとして自分もこんな風に見えるのかなぁ...」
「この人よりは若くみえるわ!」
意識的か無意識かは別として、相手の事を頭の中でイメージすることはごく自然なことです。
そして、そのイメージの延長として
”相手と比較する”
”自分に置き換えてみる”
”人の視線に立って客観視する”
これは紛れも無く美意識が高い人。
そして、美に対する欲望がまわりの人よりも比較的大きい人であると言えます。
つまり、自分の中で「ここまで」とラインを定めても、決して満足することなく、常に自分自身を磨き続けている人であるとも言えます。
冒頭の質問でご謙遜なされた方、もう一度ご自身に問いかけて見て下さい。
あなたは美を追求し続け、まわりの人達からどんなに「キレイ」と思われても、あなた自身は決して満足いかない人ではないですか?
体重45kgの女性が、「最近お肉がついちゃって...」と嘆いているアレです。
そうです。
つまりあなたは、「自分なんか...」と言いつつも、「みんながそう言っても私は満足できないの!」とどこかで自分の美しさを知っているはずなのです。
そして、だからこそ、その美しさを維持できるのです。
本当に美しい人は美しさに決して満足しません。常にアンテナを張り巡らせ、「自分に投資します。」
お金を掛ける人、時間を掛ける人、環境を変える人、その方法は違えど自分に磨きを掛ける労力を惜しみません。
美容整形の業界が近年目覚しく成長を遂げているのも、その象徴と言えるかもしれません。
海を渡った隣国では、国の首相までもが美容整形をしている程ですからね(笑)
美に投資することは、今や国家レベルで市民権を得ているのです。
もしもあなたの周りに「そんなお金なんか掛けたって対してかわりゃしないよ」、なんて口にする方がいましたら是非ご一報下さい。
きっとその方は「本当に美しくなる喜び」を知らないのです。
ご自分の姿を鏡に映し、ほんのわずかでも「こうでありたい」と願う事があれば、あなたはその時からどんどんキレイになっていきます。
逆に、「年齢的にも今更...」とお嘆きになる方がいましたら、自分は美しくなれると信じて下さい。
繰り返しますが、美しさは年齢ではありません、美意識そのものです。
どんなに年齢を重ねても、輝き続けている人はその光を絶やさないのです。
そして、人生には限りがあるからこそ、その時まで一生懸命「あり続けること」が大切なのです。
美に永遠は必要ありません。
その一瞬、一瞬を大切に、美を追い続けて下さい。
凛(リン)
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